Archives
高速鉄道は98%完成 「一地両検」実現へ最終段階
全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会は昨年12月27日、「広深港高速鉄路(広州―香港間高速鉄道)西九龍駅に設置する税関・出入境管理所での『一地両検』実施に関する中国本土と香港特区の協力措置を承認する決定」を可…more
2018年の香港経済 リスクは不動産
林鄭月娥・行政長官は昨年12月15日、北京で習近平・国家主席、李克強・首相に就任後初めての職務報告を行い、民生改善と経済発展への取り組みを評価された。「一帯一路」など国家戦略への呼応で経済へのプラス効果が期待されるが、…more
ASEANと自由貿易協定 一帯一路で有利に
香港と東南アジア諸国連合(ASEAN)は11月12日、フィリピンで自由貿易協定(FTA)と投資協定に調印した。香港にとっては中国の「一帯一路」戦略に呼応するための重要な布石となり、「一帯一路」戦略を補完する「粤港澳大湾…more
林鄭長官、初めての施政報告 住宅・税制で新措置
林鄭月娥・行政長官は10月11日、就任後初めてとなる2017年度施政報告(施政方針演説)を立法会で発表した。「互いにつながり、希望と幸せを求める」と題し、経済発展、イノベーション・科学技術、クリエーティブ産業、土地・住…more
財政余剰の活用提唱 経済成長の加速へ
行政会議メンバーを務める香港金融管理局(HKMA)の任志剛(ジョセフ・ヤム)前総裁が先ごろ過去10年の財政政策を批判する論説を立て続けに発表した。毎年のように莫大な黒字を計上しながらも緊縮財政を維持していることが香港の経…more
ムーディーズが格下げ 経済成長はピーク
米ムーディーズは5月24日、中国と香港の格付けをともに引き下げた。第1四半期に予想を超える成長を見せた香港経済への自信などから特区政府はムーディーズの観点に反発しているが、年内の成長はすでにピークを迎え、残り期間は低成長…more
粤港澳大湾区を視察 珠江西岸に注目
梁振英・行政長官は4月19~21日、視察団を率いて粤港澳大湾区都市群を訪問した。政府高官、行政会議メンバー、策略発展委員会と経済発展委員会の委員ら35人が参加し、広州、肇慶、中山、江門、仏山、珠海の珠江西岸6市を訪問。…more
2017年度の施政報告 社会保障政策で物議
梁振英・行政長官は1月18日、任期中5回目で最後となる2017年度施政報告(施政方針演説)を立法会で発表した。「チャンスを生かし、経済発展、民生改善、調和を図る」と題し、経済発展、「一帯一路」、イノベーション・科学技術…more
3大金融センターから脱落 来年はデフレ突入も
英シンクタンクのZ/Yenグループが4月7日に発表した国際金融センター指数で香港は世界3大金融センターから脱落し、衝撃的に受け止められた。第1四半期の世界コンテナ港ランキングで香港は青島に抜かれ6位に転落するなど、香港の…more
2047年問題 独立論議が再燃
香港独立を主張する「香港民族党」が3月28日に創設された。「香港共和国」の建国や香港基本法の廃止を掲げたことから、国務院香港マカオ弁公室からは即座に批判が上がった。香港大学学生会の会報『学苑』でも再び香港の「独立建国」…more